プロフィール
| 名前 | ひろ |
| 渡航先 | ニュージーランド・ウェリントン |
| 渡航時の年齢 | 28歳 |
| 渡航前の職業 | 通信の法人営業 |
| 渡航資金 | 150万円 |
| 渡航時の語学力 | 日常会話レベル |
| 渡航時の滞在方法 | アパート |
| 語学学校の期間 | なし |
ワーホリのきっかけ
大学生の時に外国人を主に対象とした、ホスピタリティ業でアルバイトをしており、その時から漠然と海外の文化に触れてみたいという思いがありました。
その漠然とした思いを抱えたまま、大学を卒業し就職しましたがこのままで良いのかという思いは残っていました。
そんな中、ある外資系企業様とお仕事をすることになり、英語の仕様書や英語でのミーティングを経験し、全く仕様書の内容が理解できない、ミーティングの内容も理解できないがもし私が英語を話せれば、もっと多くの選択肢が出来るのではないかという気持ちになりました。
その気持ちに気づいた時、自分の中で漠然としていた思いが、海外へ行き日本以外の文化や仕事を経験してみたいという具体的な気持ちに変化しました。
ニュージーランド・ウェリントンを選んだ理由

元々オーストラリに2年滞在しており、ワーキングホリデーの対象年齢である30歳が近づいてきた中で、他の国の文化や仕事を経験したいという思いから、移動を決意しました。
ニュージーランドを選択した理由は大自然とハイキングが好きという点と私が日本で経験のある通信建設業の仕事を新しい国で挑戦してみたいという思いからでした。
上記の理由からニュージーランドの都市を色々回ってみましたが、感覚としては南島より北島の方が通信建設業の案件が多くチャンスが広がると感じました。
南島の特徴としてホスピタリティ業は南に行けば行くほど盛んで仕事が見つかりやすく、その他の仕事に関しては北に行けば行くほど盛んというイメージでした。
しかしニュージーランド最大の都市であるオークランドは人が多くライバルが多いため、敢えて北島の最南端にあるニュージーランドの首都、ウェリントンを選択しました。
渡航当初の様子
今回、ニュージーランドへは彼女と一緒に渡航しました。
オーストラリアと違った雰囲気や気温、街並みに驚きました。
同じオセアニアではあるものの、国を跨いだことでとても新鮮な気持ちと本当に上手く生活していけるのかといった不安の両方を感じました。
まずは生活基盤を整えるために、電話番号の取得、IRDと呼ばれるニュージーランド特有の税番号、銀行口座の開設、部屋探し、仕事探しの順番で進めていきました。
私たちはまず空港にある携帯会社で契約し電話番号を入手しました。
その後、銀行口座の開設やIRD用にAirbnbで1週間部屋を借りてその間に銀行口座の開設やIRDの取得、部屋探しを進めていきました。
ここまでは順調だったのですが、問題になったのが部屋探しでした。
私たちはシェアハウス等ではなくアパートに住もうと考えていたため賃貸借契約が必要でした。
しかし、当時はまだ仕事もしていなくまた、ワーキングホリデーという短期間のため、かなりの数の審査に落とされました。
それでも数打てば当たるという思いでインスペクションとアプライを続けた結果、綺麗な部屋を借りることが出来ました。
しかし、いざ借りられたとは言え、シェアハウスの時には不要だった、電気、ガス、Wi-Fiの契約を自分でしなくてはなりません。
ニュージーランドの光熱費の相場を調べつつもどの会社が良いのか分からない。
そんな時にお世話になったのがChat GPTでした。
まだ知り合いがいないニュージーランドで一つ一つ調べている時間も無い中、全てが正しいわけではないものの候補をすぐに出してくれるAIには感謝しました。
その結果、うまくインフラも整えることに成功し、仕事探しに専念することが出来ました。
ワーホリでの仕事

ニュージーランドでは通信建設業の仕事に従事していました。
元々日本で通信建設業の法人営業に携わっていたこともあり、同じ分野でチャレンジしてみたいという想いからでした。
オーストラリアではホスピタリティの仕事のみだったため、英語に慣れてきた今、全く違った業界を経験してみたい。
そんな想いも重なっていました。
しかし、私は営業の経験しかなく、現場の経験は無し。
そんなワーキングホリデーの日本人を雇ってくれる会社はありませんでした。
そんな中、ニュージーランドの通信建設業を調べていく中で日本と大きく違った部分を見つけました。
それは派遣業務です。
日本では派遣で現場作業は禁止とされていますが、ニュージーランドではそれがありませんでした。
そのため、私はすぐに派遣会社に6社ほど登録し、担当者からの連絡を待ちました。
しかしそれでも連絡を貰えたのは2社のみ。
内一社はオークランドからの連絡だったため、断念しました。
それでも残りの1社の担当者と面接を行い、翌週には仕事を回すよと言ってもらいとても喜んでいました。
しかし、翌週になっても担当者から何の連絡もなく、こちらから連絡しても返ってこない日が続きました。
もうダメかなと思った時、担当者からこんな連絡がありました。
「仕事を休んでいた。ごめんよ(笑)」なんて軽いのだろうと苦笑いしたのを覚えています。
その後、何とか通信建設関係の仕事を斡旋してもらうことが出来ました。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
私の最大の困難は嫌なことを嫌と言えない、咄嗟にYesと言ってしまうことでした。
日本人ならあるあるなのかもしれませんが、私の場合何かお願い事をされた際や分からないことを言われた際に取り敢えずYesと答えてしまうことが多々ありました。
それが原因で仕事でも出来ないことが出来ると思われて教えて貰えないことや、シフトの相談で空いていないのに咄嗟にYesと答えてしまったことで、ダブルブッキングをしてしまうこともありました。
克服方法
それを克服するためにまずは直ぐに返事することを辞めました。
常に一呼吸置くことを意識して会話するようにしました。
それでも中々すぐに結果は出ませんでしたが、2ヵ月ほど経った頃にはしっかり考えて回答できるようになっていたかと思います。
ワーホリでの一番の思い出
一番は外国人の友達がたくさん出来たことです。
オーストラリア人、ニュージーランド人に限らず、様々な国の友達が出来ました。
これは日本に住み続けていたら確実に出来ないことだったと思います。
様々な国籍の友達とBBQをしたり、飲みに行ったり、旅行をしたりなど社会人を一度経験している身からすると、まさかこの歳でまたこういった経験が出来るとは思ってもみませんでした。
現代ではSNSが発展しているおかげで容易に連絡を取り合うことも出来ます。
そういったこともあり、離れてから1年経つ友人とも定期的に連絡を取り合い、今度○○へ行くんだ、○○へ行って来た、今度日本へ行くからガイドしてなど、たくさんの友達と今も交友関係が続いています。
ワーホリを通じて得たもの
語学力の成長は間違いなくありました。
ワーキングホリデーを始める前は、ほぼ全く英語が話せませんでした。
語学学校でも一番下のクラスに振り分けられるレベルでした。
それでも現在ではアパートを自分で借りてホスピタリティ以外の仕事に従事出来るレベルになりました。
特に成長を感じたタイミングは2つあります。1つ目は電話対応ができるようになったタイミングです。
渡航当初は電話に出たとしても一切の単語も聞き取れず、電話に苦手意識をもっていました。
2つ目は派遣会社との面接でした。
普段日常会話では聞かれないようなことを聞かれた際に、以前であれば何度も聞き直していたことや、最悪翻訳アプリを使用するなどしていたタイミングで何を言っているか理解し回答出来た時は成長を感じました。
これからワーホリする人へ

ウェリントンへ来る際には、保湿剤と日焼け止めと風避けの服を持ってくることを強くオススメします。
Windy Cityと呼ばれるくらい風が強く、夏でも風で寒いと感じることがありました。
しかし、寒いと感じつつも日焼けはしっかりします。
現場仕事でもルールとしてSPF50+以上の日焼けを塗ることと定められている程です。
ただ、私の体質の問題かもしれませんが、ニュージーランドで購入した日焼け止めは効かない印象でした。
塗っていても、しっかり焼けてしまいました。
また、ニュージーランドは非常に乾燥しているため、保湿剤も重要です。
日本ではお風呂上りに化粧水を塗るぐらいでしたが、ニュージーランドでは全く意味がなく顔や体が乾燥し、痒くなってしまい病院へ行った程です。
とはいえ、しっかり日焼け対策と保湿と風避けの服を持っていれば、楽しい場所もたくさんある都市です。
特にオススメはRed Rocksという場所です。
野生のオットセイと運が良ければアザラシとペンギンも見ることが出来ます。
また、ハイキングコースもあるので山の上から絶景を見ることも可能です。とても綺麗な場所で日本では見ることが出来ない場所だと思うので、是非足を運んでみてください。
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
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通学型の1/10の費用で、あなたの都合の良い時間に集中トレーニングできる。
これは忙しい社会人にとって最強の勉強法です。
現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓

