プロフィール
| 名前 | あんな |
| 渡航先 | イギリス・トーキー |
| 渡航時の年齢 | 29歳 |
| 渡航前の職業 | 木工房スタッフ |
| 渡航資金 | 100万円 |
| 渡航時の語学力 | あいさつや自己紹介ができる程度。英語を話されても全く理解できないレベル。 |
| 渡航時の滞在方法 | ホームステイ |
| 語学学校の期間 | 3ヶ月 |
ワーホリのきっかけ
ワーホリをしようと思った一番のきっかけは、ずっと憧れていたイギリスでのアート体験を「いつか」で終わらせたくなかったからです。
私自身、アート活動を学生時代からしています。
イギリスには、私が長く尊敬しているアーティストが多く暮らしており、彼らの工房を訪れたり、作品に直接触れる環境に身を置きたいと感じていました。
また、アートだけでなく、その土地の文化・価値観・人々とのやりとりも、表現者として大切な「素材」になると考えました。
しかし、留学は費用が高く踏み出すのが難しい状況でした。
そんなときにYMSビザの存在を知り、働きながら滞在できることに魅力を感じました。
アートの成長と人生経験を同時に積み重ねられる場所を選んだ結果、ワーホリに挑戦することを決めました。
イギリス・トーキーを選んだ理由

渡航先として最初に選んだのは、イギリス南西部・デボン州のトーキーでした。
英語力に自信がなかった私は、まず語学学校に通いながら基礎を固めたいと考えていました。
ロンドンと比べて学費やホームステイ費が抑えられるうえ、日本人がほとんどいない環境だった点も大きな魅力でした。
自分を甘やかさない環境に身を置くことで、短期間で英語力を伸ばせるはずだと感じていたからです。
語学学校での3ヶ月を終えた後は、当初から「住みたい」と決めていたコーンウォール州へ移動しました。
尊敬するアーティストが集まる地域で、創作に触れながら生活することが私の大きな目標だったためです。
まずはカンボーンへ移り住み、後に仕事の都合で隣町のレッドリュースへ。
人気都市からは離れた場所ですが、アートに近い環境で暮らすという選択は間違っていなかったと感じています。
静かで落ち着いた空気が流れ、創作に集中できるまさに理想の土地でした。
渡航当初の様子
渡英した当初は、英語がほとんどできなかったこともあって、本当に不安でいっぱいでした。
語学学校に通っていたものの、日本人がいない環境で、ホストマザーや先生が何を話しているのか全くつかめず、毎晩ベッドで泣いてしまうほどでした。
唯一の救いは、ホストメイトがとても優しくしてくれたことです。
ホストマザーの言っていることを簡単な英語で説明してくれたりしました。
語学学校も一緒だったので、分からないところを教えてくれたりしました。
使える英語から勉強しようと、部屋で1人で「ゆっくり話してほしい」と伝えるためのフレーズを練習しました。
ただ、机の上では言えるのに、いざ本人を前にすると言葉が出てこなくて、悔しくて泣きそうになる日も多かったです。
ホストマザーとホストメイトが楽しそうに話している輪に入れず、思わず涙がこぼれたこともありました。
そんな私でも、3ヶ月ほど経つと耳が英語に慣れたのか、少しずつ会話が拾えるようになってきました。
ホストマザーも先生もゆっくり話してくれていたおかげで、聞き取れる場面が増えていったんです。
ところが、語学学校を卒業して次の街へ引っ越してからが本当の試練でした。
今度は誰もゆっくり話してくれず、みんな自分のペースでどんどん会話を進めるので、理解が追いつかず…。
大家さんの説明や職場の仕事内容も聞き取れないことが多く、そのたびに「どう聞き返そう?」と英語で練習する日々でした。
現地の生活に「慣れてきたな」と実感できたのは、ようやく一年を過ぎた頃です。
気づけば頼れる人が周りに増え、ゆっくり話してくれる仲間にも恵まれ、人間関係がようやく形になってきました。
振り返ると、本当に人に助けられていたなと思います。
ワーホリでの仕事

仕事探しはとても難関でした。私が住んでいた街は小さく、ホリデーシーズン以外はほとんど求人が動かない場所だったんです。
悩んでいた時に、シェアハウスの大家さんが「indeedで探すといいよ」と教えてくれて、そこから本格的に応募を始めました。
英語の履歴書は渡航前に用意していたので、その履歴書を毎日何十件も送り、最終的には100件以上応募しました。
それでも返信が来たのは数件だけで、正直心が折れそうでした。
そんな中、英語不要の職種から返信をもらい、魚工場のパッキングの仕事を派遣として始めました。
英語がいらないとはいえ、同僚の指示が聞き取れなかったり、文化の違いに戸惑うことも多かったです。
それでも、上司に自分から仕事を聞きに行ったり、家で職場で使えそうな英語を練習したりと、毎日必死に取り組みました。
その姿勢を見てくれたのか、半年後には社員として働かないかとオファーをもらえました。
給料は大きく変わらなかったけれど、自分の努力が報われた瞬間だったと思います。
職場にはイギリス人やインド人、ウクライナ人などさまざまな同僚がいて、毎日が異文化交流でした。
休憩中に短い会話をするのも、私にとっては大きな英語の勉強。
家で練習したフレーズを試してみて、通じた時はすごく嬉しかったです。
いまでもSNSでつながっていて、たまに連絡を取り合うほど仲良くなれました。
日本人が自分ひとりという環境は不安もありましたが、その分「英語を話すしかない」という状況に身を置けたことで、生きた英語やスラングに触れる機会がぐっと増えました。
苦労も多かったけれど、あの経験が自分の自信にもつながっています。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
ワーホリ中でいちばん大変だったのは、帰国まであと3ヶ月というタイミングで、大家さんから突然「部屋を出てほしい」と言われたことでした。
事情があるとはいえ、短期で借りられる部屋はほとんどなく、本当に焦りました。
克服方法
イギリスでは有名なシェアハウス探しアプリ「Spare Room」があります。
そのアプリで条件を入れても、ヒットしたのはたった3件。
それでも全部にメッセージを送り、知り合いにも相談しながら、とにかく動きました。
その中で知り合いの紹介で1件見つかったものの、街が離れていて仕事の都合で断念。
結局、Spare Roomで見つけた2件の内見に行き、そのうちの1件が徒歩圏内で、しかも短期受け入れOKという理想的な物件でした。
すぐに入居を決めてデポジットを払い、なんとか引っ越し完了。バタバタでしたが、「動けば道は開けるんだ」と実感した出来事でした。
ワーホリでの一番の思い出

ワーホリでの一番の思い出は、ずっと尊敬してきたアーティストさんの工房兼ご自宅に伺えたことです。
世界的に活躍されている方で、イギリスに行くなら「絶対に会いたい!」と思っていました。
そんな憧れの方に、別のアーティストさんの紹介でお会いできることになり、本当に夢のようでした。
実際にお会いすると、とても気さくでユーモアたっぷりの方で、ジョークを交えながら工房やご自宅を案内してくださいました。
ご自身の作品はもちろん、彼のファンであるアーティストたちの作品まで見せていただき、まるで小さな美術館にいるようでした。
さらに「また工房においでよ」と言ってくださり、後日一緒に作品づくりを体験させてもらえることに。
直接、憧れの人から手ほどきを受けた時間は、今も胸の中でキラキラしている大切な思い出です。
もともと作品が大好きでしたが、彼自身の人柄にもすっかり惚れ込んでしまいました。
ワーホリで得た宝物のような出会いです。
ワーホリを通じて得たもの
ワーホリを通じて一番大きく得たものは、英語力と“伝えようとする姿勢”です。
渡航直後はほとんど話せなくて、海外の方と会話することが正直怖いと感じていました。
「私の英語、通じるのかな…」と不安でいっぱいでした。
でも、いろんな国の人たちと関わるうちに、英語はあくまでコミュニケーションのツールにすぎないんだと気づきました。
文法が完璧じゃなくても、単語だけでも必死に伝えようとすることに意味があると今は思います。
私はもともとコミュニケーションに自信がなくて、初めはその自信のなさが通用しない場面も多かったです。
でも、言語も文化も違う環境で生活するのはある意味サバイバルで、その中で自然と度胸がついていきました。
乗り越えた経験が、今の私の「話す力」につながっていると思います。
さらに、現地では憧れていたアーティストの方々と出会ったり、博物館や美術館を巡る時間も多くありました。
日本とはまったく違う街並みや空気感も含めて、全てがインスピレーションになりました。
これからの作品づくりに、ワーホリで吸収したことをたっぷり活かしていきたいです。
これからワーホリする人へ

これからワーホリに行く方にお伝えしたいのは、「ちょっとした英語力を準備しておくこと」です。
流暢じゃなくても大丈夫ですが、日常会話が少しできるだけで、部屋探しや仕事探しのストレスがぐっと減ります。
私はほとんど話せない状態で渡航したので、本当に苦労しました。
また、日本人が多い環境にいると、どうしても日本語に頼ってしまいがちです。
思い切って外国人の友達を作ると、「もっと話したい」という気持ちが生まれて、自然と英語の勉強にも前向きになれます。
それから、日本からの小さなお土産を持っていくのもおすすめです。
私は語学学校や職場で仲良くなった人に、面白い形の日本の消しゴムをプレゼントしていました。
会話のきっかけにもなりますし、日本文化を紹介できて、とても喜ばれました。
もう一つ「やっておけばよかった」と感じるのは、日本の観光地や歴史の知識です。
現地の人にとって日本は未知の国。
自分の国のことを話せると、会話が広がり、距離がぐっと縮まります。
ワーホリの準備には、こうした“心の準備”もぜひ取り入れてみてください。
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
それが、外国人と毎日話せる「オンライン英会話」です。
通学型の1/10の費用で、あなたの都合の良い時間に集中トレーニングできる。
これは忙しい社会人にとって最強の勉強法です。
現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓

