プロフィール
名前 | ふみか |
渡航先 | カナダ・トロント |
渡航時の年齢 | 21歳 |
渡航前の職業 | 大学生 |
渡航資金 | 120万円 |
渡航時の語学力 | TOEIC500点程度、スピーキングとリスニングは苦手 |
渡航時の滞在方法 | ホームステイ |
語学学校の期間 | 3ヶ月 |
ワーホリのきっかけ
留学の代わりにワーホリという制度を知ったことがきっかけでした。
就職活動の時期に差し掛かろうとしていたとき、このまま就職してしまっていいのかなと疑問が浮かびました。
大学生活でやり残したことはないかと自問自答した結果、英語が話せるようになりたい、留学してみたい、海外で生活してみたいという気持ちがあることに気がつきました。
ただその当時は大学3年時でしたので、単位互換の交換留学が可能な時期はとうに過ぎており、私費留学の選択肢しかありませんでした。
しかし、英語圏への私費留学は高額で経済状況的に難しい。
さらに、英語を話してみたいと思う一方でむしろ苦手だったので当然語学力も留学資格に満たない、もう大学3年生だし語学力つけるにも時間的に間に合わないなど状況は最悪でした。
そんな折にワーホリ制度に出会いました。
ワーホリであれば、語学力も関係なく学校に通うこともでき、働いて現地で稼ぎながら生活ができるということを知って、この方法で挑戦することができる!と胸が躍りました。
カナダ・トロントを選んだ理由

大学で第二言語としてフランス語を受講しており、フランス語も学べたらいいなと思い、英語とフランス語が公用語であるカナダを選びました。
ちょうどワーホリを検討し始めていた頃に、実際にカナダでワーホリを経験した大学の先輩を紹介してもらえたこともあり、彼女の体験談を聞く中で、カナダはとても生活しやすく、英語は聞きやすくて発音が綺麗とおっしゃっていたことも、渡航先をカナダに決めた後押しとなりました。
カナダへのワーホリで人気都市といえば、バンクーバー、トロント、ビクトリアかと思いますが、私はフランス語を勉強したくなった時に移動しやすいようにフランス語圏であるケベック州に近いトロントを渡航先として選びました。
渡航当初の様子
渡航当初は、リスニングもスピーキングもほとんどできない状態でしたので、苦労しました。
語学学校で入学時にレベル振り分けテストがあったのですが文法と語彙力での判定だったため、割と上位のクラスに振り分けられました。
しかしながら他の能力にムラがある私は、先生や同じクラスの子が話していることが聞き取れず、ディスカッションの授業では何も話せず、大パニックになりました。
悔しかったですが、そのクラスに居続けることが最善ではないと考えて、クラスを変更しました。
その結果、自分にあった環境で授業に参加できたので勇気を出して変えて良かったと思います。
現地の生活に慣れたと感じたのは、仕事を始めて2ヶ月くらいの、ちょうど渡航して半年くらいだったと思います。
リスニング力がグンと伸びるのを実感してホストファミリーや現地の友人との会話が弾んで楽しめるようになりました。
ワーホリでの仕事

ファストファッションストアのセールスアシスタント(販売員)として仕事をしました。
「英語を話せるようになる」ことがワーホリの一番の目的だったため、完全英語環境の職場を探しました。
現地の人が運営しているレストランやカフェを中心に何件もレジュメ(履歴書)を直接お店に持っていきましたが、なかなか連絡をもらうことはできませんでした。
最終的には、当時ファッションに関連した仕事も経験してみたいと思って立ち寄ったファッションストアでご縁があり採用していただきました。
仕事現場では、ネイティブが話す英語のスピードや特有の音のつながりに慣れるまで聞き取りがものすごく大変でした。
伝えきれなかったことは英語でどう表現するのか、初めて聞いた言い回しの意味は何かその日のうちに調べて次の現場までに理解して使えるように努めていました。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
最大のウィークポイントであったリスニング力が向上しなかったことです。
克服方法
当時利用していたエージェントで無料の発音教室があったので、語学学校のほかに発音教室にも通って正しい発音を習得できるように努めました。
自分で正しい音を発することができるようになると、次第にネイティブの英語も聞き取れるようになってきました。
同時にスピーキングにも力を入れて、全く流暢に話せない頃から毎晩ホストマザーにその日あった出来事を英語で話し続けていました。
途中日本人専用のシェアハウスで生活したこともありましたが、常に英語でしかコミュニケーションを取れない環境にいた方が強制的に仕事でもプライベートでも英語を聞く、使う機会が増えてリスニング力もスピーキング力も自然と向上していきました。
ワーホリでの一番の思い出
カナダで生活できたこと全てが素敵な思い出ですが、強いて挙げるのであれば「年齢関係ない友人と出会えたこと」です。
当時大学生だった私にとって、年齢の垣根を超えた友人と出会えたことは本当に貴重でした。
特に日本にいると、どうしても年上か年下かなど考えてしまって気を使ってしまいます。
カナダという環境で出会った方々は、外国人でも日本人でも年齢を意識せずお付き合いさせていただいて、今でも友人関係を続けることができているのは自分にとってかけがえのないことです。
さらに、外国人の友人と自分のパーソナリティの問題を共有できたことは今でも忘れられません。
文化も背景も違う中で育ってきたけれど腹を割って話すことができて共感できるんだと、国籍は関係ないのだと、すごく嬉しく思ったのを覚えています。
ワーホリを通じて得たもの
語学力は明らかに変化して、リスニング力とスピーキング力が如実に向上しました。
ワーホリからしばらく経った今でも日常会話は問題なく話すことができます。
スコアとしてもTOEIC805まで伸ばすことができました。
新卒で入った会社は日系企業で英語を使わない環境でしたが、結局今また海外と関わる仕事がしたいと思っているので、ワーホリでの経験は今でもキャリア観に大きく影響していると思います。
ワーホリを通して一番大きい学びは「伝えてみないとどうなるかわからないし、変わらない」ということです。
当たり前のことかもしれませんが、カナダではあらゆる場面で主張することが必要でした。
日本は察する文化がありますがそれは珍しいことで、ほとんどの文化圏では待ちの姿勢だと何も変わりません。
海外圏で生活することで主張する大切さを気づけたことは大きな糧になりました。
これからワーホリする人へ

準備で特に重要なことは、誰に何を言われても自分を信じることだと思います。
「ワーホリに行きたい」という気持ちがとても大事です。
行きたいと思って情報収集して準備を始めている時点でとても素敵なことです。
周りの人に、そんな英語力で大丈夫なの?お金は?仕事ないんじゃないの?戻ってからどうするの?など心無い言葉を浴びせられることもあると思いますが、全て無視していいと思います。
心配になったらたくさんワーホリ経験談を読んだり、経験者に話を聞いてみてください。
ほとんどの方が背中を押してくれると思います。
行動しないで後悔するくらいなら行動して結果的に後悔した方が絶対いいと思います。
ぜひ自分の気持ちを強く持ってワーホリを実現させてください!応援してます!
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
それが、外国人と毎日話せる「オンライン英会話」です。
通学型の1/10の費用で、あなたの都合の良い時間に集中トレーニングできる。
これは忙しい社会人にとって最強の勉強法です。
現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓
