プロフィール
| 名前 | あや |
| 渡航先 | フランス・ノルマンディー |
| 渡航時の年齢 | 24歳 |
| 渡航前の職業 | 百貨店の販売員 |
| 渡航資金 | 100万円 |
| 渡航時の語学力 | フランス語初心者 |
| 渡航時の滞在方法 | 会社の寮 |
| 語学学校の期間 | なし |
ワーホリのきっかけ
私がワーキングホリデーに挑戦しようと思ったきっかけは、学生時代に経験した海外留学です。
異なる文化や価値観の中で生活する楽しさ、人々の考え方や生き方に触れる面白さに心を動かされ、「いつか海外で収入を得ながら、生活をしたい」という夢が芽生えました。
大学卒業後は、日本の企業に就職し、社会人としての基礎を学びましたが、安定した日々の中で「自分の力で海外で生きてみたい」という想いが心の奥に残り続けました。
会社員としての経験も貴重でしたが、同時に「挑戦せずこのまま年を重ねてもいいのだろうか」と強く思うようになったのです。
不安もありましたが、それ以上に未知の環境で自分を試したいという気持ちが勝り、一歩踏み出しました。
この決断は、私の人生の大きな転機となりました。
フランス・ノルマンディーを選んだ理由
私がワーキングホリデーの渡航先としてフランスを選んだ理由は、数年前に旅行で訪れた際に心から魅了された経験があったからです。
パリの街並みの美しさ、歴史ある建物が並ぶ風景、そして人々が日常的にカフェで語り合う穏やかな時間の流れに強く惹かれました。
また、フランス人の「自分の意見を大切にしながらも他者を尊重する姿勢」や、食や芸術に対する深いこだわりにも感銘を受け、自分の価値観に通じる部分を感じました。
英語圏ではなく、あえて新しい言語であるフランス語に挑戦することで、自分の成長にもつながると思ったことも大きな理由です。
旅行中に「この国にもう一度戻りたい」という直感がずっと胸に残っており、その気持ちを信じてフランス行きを決意しました。
美しい文化と多様な価値観が息づく国で、自分の可能性を広げたいという想いが渡航の最大の原動力となりました。
渡航当初の様子
フランスに到着した当初は、ワクワクと不安が入り混じった複雑な気持ちでした。
異国の地での新しい生活に胸を躍らせる一方で、言葉の壁やなれない習慣に戸惑うことも多く、最初の数週間はすべてが挑戦の連続でした。
例えば、スーパーでの買い物ひとつにも時間がかかり、店員さんとの簡単な会話さえ理解できずに落ち込む日もありました。
しかし、パン屋の香ばしい香りや、道端で新設に話しかけてくれる人々の温かさに救われながら、少しずつ心がほぐれていきました。
現地の友人ができたことをきっかけに、次第に生活リズムも安定し、3か月ほど経った頃にはフランス語にも慣れ、毎日の小さな発見を楽しめるようになりました。
最初は苦労ばかりと思っていた日々も、今ではすべてが自分を成長させる大切な経験だったと感じています。
ワーホリでの仕事

ワーキングホリデー中は、観光業とフォトウェディングプランナーの仕事をしていました。
フランスを訪れる日本人カップルのサポートをしながら、撮影スケジュールの調整や現地スタッフとのやり取り、撮影時の翻訳などを担当しました。
仕事は現地の掲示板サイトを通じて見つけ、面接を経て採用をいただきました。
時給は12ユーロほどで、生活費を賄いながら貯金も少しできる程度でした。
最も苦労したのは、言葉の壁でした。
日本人のお客様の要望を現地スタッフにフランス語で正確に伝えることが難しく、何度も悔しい思いをしました。
しかし、その経験を通じて「伝えようとする姿勢」と「理解しようとする努力」の大切さを痛感しました。
国籍や言語が違っても、真摯に向き合えば心は通じるということを実感できたのは、この仕事を通して得た大きな学びでした。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
ワーキングホリデー中で最も大変だったのは、人間関係と自分自身との向き合い方でした。
同僚と同じ寮で生活していたため、仕事がとプライベートが常に近い距離にあり、時には小さな意見の違いが大きなストレスにつながることもありました。
文化や価値観の違いから衝突が生まれ、自分の考えをどう伝えるべきか悩む日々が続いたこともありました。
また、慣れない環境や気候の変化から体調を崩すこともあり、心身ともに試されました。
克服方法
しかし、そんな時こそ一度立ち止まり、自分の気持ちと丁寧に向き合うようにしました。
相手を理解しようとする姿勢を持ち、言葉にできない部分も「違い」として受け入れることで、次第に関係が良好になっていきました。
この経験を通じて、「どんな状況でも自分を見失わないこと」の大切さを学びました。
困難こそ、自分を成長させてくれる時間だったと思います。
ワーホリでの一番の思い出
ワーホリ中で最も印象に残っているのは、フランス人の友人たちと過ごしたニューイヤーパーティーです。
最初は会話がスムーズにいかず、何度も言葉に詰まりましたが、友人たちは根気強く私の話を聞き、間違いを笑うことなく励ましてくれました。
おいしい料理やワインを囲みながら、音楽と笑顔に満ちたあの夜は、まるで家族のような温かさに包まれていました。
気づけば、片言ながらも自分の言葉で気持ちを伝えられようになっていて、フランス語で「今年もよろしく」と言えた瞬間には、胸がいっぱいになりました。
異国の地でも、言葉や文化を超えて「心が通じる」ことの喜びを感じた忘れられない夜です。
あの時間を通して、真の意味でフランスの文化に溶け込めたと実感しました。
ワーホリを通じて得たもの

ワーキングホリデーを通じて、私は「自分が本当に大切にしたいもの」を明確にすることができました。
働くこと、暮らすこと、そして人と関わること。
そのすべてを一度リセットして、自分の価値観を見つめ直す貴重な時間でした。
海外での生活は決して楽なものではなく、何度も壁にぶつかりましたが、そのたびに「自分ならできる」と信じる強さが少しずつ育っていきました。
また、異文化の中で過ごすうちに「こうあるべき」という固定概念から解放され、柔軟に物事を受け入れる心の余裕が生まれました。
語学力の面でも、最初は聞き取ることさえ難しかったフランス語が、次第に日常会話レベルまで上達し、自信をもってコミュニケーションをとれるようになりました。
ワーホリは私にとって、人生をより自由に、そして前向きに生きる力を与えてくれたかけがえのない経験です。
これからワーホリする人へ
これからワーキングホリデーを考えている方に伝えたいのは、「自分がどんな時間を過ごしたいか」を明確にすることです。
働きたいのか、語学を磨きたいのか、旅を楽しみたいのか。
自分の目的を決めておくと、現地での時間がより充実したものになります。
また、準備段階では語学の勉強をできるだけ早く始めておくことをおすすめします。
なぜなら現地での生活の質が大きく変わるからです。
持ち物としては、常備薬や日本食など「心の支えになるもの」を少しでも持っていくと安心します。
現地で手に入るものも多いですが、慣れない環境で小さな安心が大きな力になります。
そして何より大事なのは、完璧を求めすぎないこと。
うまくいかない日も、トラブルも、すべてが経験となり、自分を成長させてくれます。
恐れずに一歩を踏み出してください。
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
それが、外国人と毎日話せる「オンライン英会話」です。
通学型の1/10の費用で、あなたの都合の良い時間に集中トレーニングできる。
これは忙しい社会人にとって最強の勉強法です。
現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓

