プロフィール
名前 | りさ |
渡航先 | カナダ・ナナイモ |
渡航時の年齢 | 26歳 |
渡航前の職業 | カフェ店員 |
渡航資金 | 30万円 |
渡航時の語学力 | ローカルカフェで働けるレベル |
渡航時の滞在方法 | シェアハウス |
語学学校の期間 | なし |
ワーホリのきっかけ
学生の頃からずっと漠然と”海外で働きたい!”という憧れを持っていました。
大学在学中は、卒業したらすぐに海外で働こうと思っていた時期もありましたが、いわゆる”新卒ブランド”を捨てる勇気も無く、「自立して親をとりあえず安心させたい」、「日本の会社で働く経験をとりあえずしておこう」というふわっとした理由で、日本の一般企業に就職しました。
ただ、それと同時に始まったコロナ禍の影響で、本来やりたかった仕事も思うようにできなかったのと、入社した会社の社風が合わなかったのとで、息の詰まるような毎日を送っていました。
やりがいもあったしお金に困ることはなくなったけど、その会社で働いている人たちの目が死んでいて何かを諦めているようで、このまま働く自分の姿は全く想像できませんでした。
そしてこのままじゃだめだ!!と思うようになりました。
今までは割と敷かれたレールの上を歩いてきたことが多かった私の人生でしたが、自分だけのために、自分がやりたいことをする人生でもいいんじゃないかな、と思い始めました。
そのときちょうどコロナも収束に向かっていて、海外就職について調べていくうちにワーホリビザについて知り、こんな自由で何でもできるビザがあるんだ!と魅力を感じるようになりました。
もうその時点で退職を決意(笑)
特にやりたいことも目標もなかったけど、ただ自分のワクワクだけに従って”やってみたい!楽しそう!”だけで満たす人生にしてみたい、と思い、当時25歳、残りの約5年を全てワーホリに費やしてみることにしました。
カナダ・ナナイモを選んだ理由

大学在学時、1年の留学が必須の学部に所属しており、当時大学2年生のときに滞在していたのが、カナダのナナイモでした。
ナナイモは、ブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバー島にある小さな港町です。
みなさんがご存じのバンクーバーからフェリーで、2時間程度で行くことができます。
当時19歳だった私にとって初めての海外長期滞在で、日本を初めて外から見るという貴重な経験をした場所でした。
1年間ずっとホームステイをしていたのですが、ホストマザーが日本文化について理解がとても深い方で、本当に良くしてくれて、世間知らずの小娘だった私にたくさんのことを教えてくれました。
そのホストマザーにもう一度成長した姿で会いに行きたいというのがいちばんの理由でした。
また、当時通っていた語学学校の友達もまだナナイモに残っていたり、バンクーバーに就職したりしていたので、同窓会のような形で会えたらエモいな~ぐらいに思っていました(笑)
そして何より、ナナイモという街自体にとても惹かれたからという理由も大きいです。
港町なので海が本当に身近な存在になります。
小さくてコンパクトな可愛らしい街で、治安も良く、穏やかに時間が過ぎます。
都会には住みたくなかったので、私にとってナナイモはちょうど良い街でした。
渡航当初の様子
ニュージーランドですでにワーホリを経験済みで少し自信がついていたことと、一度留学したことのある場所だったことで、渡航することに対しての不安はあまりありませんでしたが、バンクーバーでは仕事が見つかりにくいという話も聞いていたので、やはり仕事が見つかるかはかなり不安でした。
ニュージーランドでは語学学校に通っていましたが、カナダでは通う予定がなかったので、そういった情報を得られる場所もない状態でした。
しかし意外なことに仕事はすんなり見つかりました。
なぜかというと、おそらくワーホリ生がナナイモに少ないからです(笑)
ただ、予想外だったのは、同じ状況で励まし合える存在がいなかったため、心細くてホームシックになりかけていました。
ホストマザーや友人は数人いたので、困ったときに相談することはできましたが、去年ニュージーランドで出会ったような、同年代の似ている状況を共有できる友達がなかなかできず、孤独を感じていました。
生活にはだいぶ慣れてきましたが、正直まだ気の許せる友達はできていないので、自分から行動を広げていかないといけないなと思っているところです。
ワーホリでの仕事

現在私は、日本食レストランでの仕事とカフェでの仕事を掛け持ちして働いています。
レジュメを配り歩き、面接を経て採用になりました。
日本食レストランではサーバーとして働いていて、時給は$17.4ですが一日フルで入るとだいたい$50~100ほどのチップがもらえます。
レストランサーバーとして海外で働くのは初めてだったので、最初は戸惑うことがたくさんありました。
現地のテーブルサービスに慣れるまでは大変でした。
カフェではバリスタとして働いています。オーダーを取ったりちょっとした軽食を作ったりもします。
時給は$19.4で、テーブルサービスはないのでレストランほどのチップはありませんが、一日で$20~50ほどはもらえます。
ニュージーランドでもカフェで働いていたのですが、バリスタとしてではなく、サーバーとして働いていました。
そのときカフェという空間とコーヒーについて興味を持ち、バリスタとして働いてみたいと思うようになり、日本での一時帰国中にバリスタの経験を積みました。
ワーホリ一カ国目で行ったニュージーランドが、海外で働くという経験をした初めての場所だったので、当時ニュージーランドで必死に身につけた接客英語が自分に染みついていました。
そのため、ニュージーランド英語からカナダ英語に変えるのに苦労しました(笑)
レストランでもカフェでも、海外ではグルテンフリーやヴィーガン等のオプションをよく聞きますし、「これの代わりにこれを入れてくれる?」や「これはextra hotで」など、日本より細かい注文が多いので、最初は混乱して大変でした。
アレルギーを持っている方だと間違えたら大変なので、何度も確認しています。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
今実はその困難にぶち当たっている最中なのですが、まさに英語です。
留学を1年経験し、去年ニュージーランドでのワーホリも経験しており、カフェで働ける程の英語力はあるのですが、今一緒に働いているカナダ人の女の子の英語がとっても早口で、単語と単語のリンキングも多く、半分ぐらいしか聞き取れず心が折れています。
特に若い人に多いなと感じるのですが、早口な人は本当に早口です(笑)
仲良くなりたいのですが、その前にリスニング力をさらにあげないといけないなと思っています。
やはりネイティブと同じレベルになるのは難しいなと痛感しました。
克服方法
ただ、こんなに近くに生のリアルな英語を学べる存在がいるというふうにポジティブに捉えるようにして、英語についてのいろいろな質問もしています。
ワーホリでの一番の思い出
まだナナイモに来て4ヶ月なので、これから思い出が増えていくと思いますが、今のところのいちばんの思い出は、家の庭からオーロラが見えたことです!
オーロラを見ること自体、人生で初めての経験だったのですが、まさかそれが家から見えるなんて思ってもいませんでした。
ルームメイトと庭で凍えながら見たオーロラは一生忘れないと思います。
カナダの他の場所でも見えるみたいですが、やはり田舎の方に行かないと見えないようです。
オーロラが庭から見えるほど、自然がすぐそばにあるナナイモがさらに好きになりました。
ちなみに普段から星が本当に綺麗に見えるので、空気が綺麗なんだと思います。
田舎なので街頭も少ないため、写真にも綺麗に写ります。
ワーホリを通じて得たもの
人は何歳でも何者にでもなれると思えるようになりました。
日本にいたら出会えないような人と出会い、さまざまな価値観触れることで、やはり日本で生きていたときの自分は自分自身で道を狭めていたなと思うし、人の目を気にしすぎていたなとも思います。
海外で初めて挑戦する仕事もありましたが、やってみたら案外できることも多く、それが自信にもなりましたし、将来の選択肢の幅が広がりました。
ただひたすら目の前の「楽しい」に全力になって、日々を大事に自分の気持ちを大切に生きていけば、自然と素敵な出会いもあるし、仕事もいい方向に進むことが多いと気づけたので、これからも自分のワクワクした気持ちに従って、いろいろな国に行きたいです。
また、日本を外から見ることで愛国心が芽生えました。
日本人だと伝えると、みんないいイメージを持っていて、そんないい国に住んでいるのになんで日本を出たの?と言われたこともありました。
外に出てひしひしと感じるようになった日本の良さがたくさんあるので、日本人としてのアイデンティティを大切にしたいと思うようになりました。
これからワーホリする人へ
海外は特にスキルや経験重視な部分があるので、興味のある仕事に必要なスキルを日本にいる間に身につけておくことが大切だと思います。
私も実際に日本でバリスタとしての経験があったので、採用されました。
その仕事で使う英語のフレーズも今のうちに身に付けておくといいと思います。
ワーホリの準備ですが、ビザの申請料、保険の加入などで学校に行かなくても意外と出ていくお金が多いです。
私はニュージーランドから帰ってきて調子に乗って日本でたくさんお金を使ってしまい、カナダに行く資金がギリギリになりヒヤヒヤした経験があるので、貯金はあるに超したことはありません!(笑)
ワーホリに行くにあたって、目標がなくても個人的には全然いいと思います。
ただ行きたいから行く。それが立派な理由です!
みなさんのワーホリライフが素敵なものになりますように♡
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
それが、外国人と毎日話せる「オンライン英会話」です。
通学型の1/10の費用で、あなたの都合の良い時間に集中トレーニングできる。
これは忙しい社会人にとって最強の勉強法です。
現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓
