プロフィール
| 名前 | こうえい |
| 渡航先 | カナダ・モントリオール |
| 渡航時の年齢 | 20歳 |
| 渡航前の職業 | 大学生 |
| 渡航資金 | 165万円 |
| 渡航時の語学力 | TOEIC500点程度 |
| 渡航時の滞在方法 | ホームステイ |
| 語学学校の期間 | 6ヶ月 |
ワーホリのきっかけ
私は大学生活を送る中で、「このまま普通に卒業して就職していいのだろうか?」という漠然とした不安を抱えていました。
また、日々の生活は充実しているようで、どこか物足りなさを感じていました。
そんなとき、ワーホリ経験者の先輩から「海外に行ったことで自分の考え方がすごく広がった」と聞き、その言葉が心に強く残りました。
自分も挑戦すれば、新しい景色や価値観に出会えるかもしれないと考えるようになったのです。
もともと英語は洋楽を聴いたり、YouTubeで海外の動画を観るほど大好きでしたが、実際に話すとなると全く自信がありませんでした。
だからこそ「若いうちに日常的に英語を使う環境に飛び込めば、自分は変われるかもしれない!」と感じたことが、ワーホリを決意した一番のきっかけでした。
カナダ・モントリオールを選んだ理由

カナダのモントリオールを選んだ理由は、英語とフランス語が共存している多文化都市である点に強く惹かれたからです。
私は当初「カナダといえばバンクーバーかトロント」というイメージしか持っていませんでした。
しかし、詳しく調べていくうちに、モントリオールが持つユニークさや魅力を知り、「ここで生活してみたい!!」と思うようになりました。
特に家賃や生活費が他の大都市に比べて比較的リーズナブルだったのは、学生の自分にとって大きな決め手となりました。
また、大都市ならではの活気や多様な文化、ヨーロッパのような歴史的建物が並ぶ街並みにも心を動かされました。
さらに、少し郊外へ行けば大自然に触れることができる環境も魅力的で、学びとリフレッシュの両方を味わえる場所だと感じたのでモントリオールを渡航先に選びました。
渡航当初の様子
渡航当初はとにかく不安と緊張で頭の中がいっぱいでした。
この頃の私は、TOEIC500点ほどで、ある程度の日常会話なら何とか理解できるレベルでしたが、空港での入国審査の英語はスピードが速く、何度も「Pardon?」と聞き返して冷や汗をかいたのを今でも覚えています。
ホームステイ先でも、夕食時の家族の会話についていけず、頷くだけで精一杯。
部屋に戻ると「自分は本当にやっていけるのだろうか」と落ち込むことがたくさんありました。
しかし、語学学校に通い始めてから、少しずつ状況が変わり始めました。
クラスメイトと仲良くなり、一緒に宿題をしたり週末に遊びに出かけたりするうちに、「間違えても大丈夫!」という気持ちを持てるようになりました。
3ヶ月ほど経った頃には、街での買い物やカフェでの注文もスムーズにこなせるようになり、以前は怖かった日常の場面をむしろ楽しめるようになっていました。
自分の小さな成長を実感できたのは、この時期だったと思います。
ワーホリでの仕事

まず、はじめに私はモントリオール市内のバーでの勤務を行いました。
求人は、Facebookのローカルグループで見つけ、思い切って応募しました。
時給は15CAD(カナダドル)前後で、仕事内容はドリンクの準備や片付け、簡単なフードの提供など。
お酒の名前や注文のスピード感ある英語に最初は圧倒され、聞き取れずに戸惑うことも多く、何度も失敗しました。
それでもオーナーや同僚が「Okay! Don’t stress, take it easy.(大丈夫!ゆっくりでいいよ)」と励ましてくれたおかげで、少しずつ自信がついていきました。
特にお客さんとのやり取りでは、完璧な英語よりも笑顔やジェスチャーなどが意外と伝わることを知りました。
その経験を通して「大切なのは流暢さではなく、伝えようとする姿勢」であことに気づきました。
その後、英語に慣れてからはカフェでバリスタの仕事にも挑戦し、常連客と会話できるようになったとき、自分の成長を強く感じました。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
ワーホリで一番大変だったのは、「孤独感」と「言葉の壁」でした。
渡航当初は友達もほとんどおらず、ホームステイ先や街中での会話もスムーズにできずに悩むことが多く、「自分は本当にここにいて大丈夫なのだろうか」と落ち込む日々が続きました。
克服方法
しかし、状況を変えるために自分から積極的に声をかけることを意識しました。
たとえ拙い英語でも、クラスメイトや現地の友達に「Can I join?」と声をかけるだけで、少しずつ輪が広がり、気持ちも楽になっていきました。
この経験を通して、完璧な英語力よりも、「間違えても伝えようとする一歩踏み出す勇気」の大切さを学びました。
挑戦し続けることで、人とのつながりや自分の自信も自然と増えていくことを実感することができました。
ワーホリでの一番の思い出
秋に語学学校の友達と一緒に車で郊外へ出かけ、メープル・ロードの紅葉を見に行ったことが、ワーホリでの一番の思い出です。
赤や黄色に染まった広大な景色は、日本では決して見ることができないスケール感で、思わず声を上げて感動しました。
友達と写真を撮ったり、車の中で音楽を聴きながら紅葉の間を走った時間は、まるで映画のワンシーンのようで今でも忘れられません。
帰り道には、小さな町で立ち寄ったカフェで店員さんと拙い英語で会話したのも、今となっては貴重な経験でした。
注文を間違えそうになったり、言葉が通じず笑われたりもしましたが、笑顔でやり取りすることで温かい交流が生まれ、言葉の壁を少しだけ乗り越えられたと感じられた瞬間でもありました。
この一日を通して、モントリオールでの生活や友達との時間の大切さ、そして挑戦することの楽しさを改めて実感しました。
ワーホリを通じて得たもの
ワーホリでの一番の収穫は、「自分に自信を持てるようになったこと」です。
渡航前は英語が流暢に話せず、不安ばかり抱えていましたが、実際に現地に飛び込み、生活を築き、人間関係を作っていく経験を通して、「自分にもできる!」という実感を得ることができました。
また、多文化の環境でさまざまな国の人と接することで、考え方や価値観の違いを自然に受け入れられる力も身につきました。
語学力も日常会話レベル以上に向上し、英語でのコミュニケーションに自信が持てるようになったことは、将来どんな仕事に就いても大きな強みになると思っています。
それ以上に、「挑戦すれば必ず何かを得られる」という考え方を持てたことが、精神面での大きな成長だと感じています。
困難に直面しても諦めずに一歩踏み出す勇気が持てるようになったのは、ワーホリという貴重な経験のおかげだと思います。
さらに、自分の殻を破り、新しい世界に挑戦することの価値を心から実感することができました。
これからワーホリする人へ
ワーホリに挑戦する際、不安を感じるのは当たり前のことだと思います。
でも、大事なことは「まずやってみること」です。
準備面では、資金に少し余裕を持たせることやスマホの翻訳アプリや地図アプリを使いこなせるようにしておくと現地での生活がぐっと楽になると思います。
持って行って特に役立ったのは、日本の調味料で例えば、味噌や出汁パックなどです。
ホームシックになったときに、日本の味を感じられるだけで心が落ち着きました。
一方で、もっと早くやっておけばよかったと感じることは、現地での友達作りです。
最初は勇気が必要ですが、自分から声をかけることで素敵な出会いや経験が広がります。
悩んでいるなら、完璧を求めすぎず、思い切って飛び込むことが、人生にとって大きな財産になると心から感じています。
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
それが、外国人と毎日話せる「オンライン英会話」です。
通学型の1/10の費用で、あなたの都合の良い時間に集中トレーニングできる。
これは忙しい社会人にとって最強の勉強法です。
現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓

