プロフィール
名前 | ゆり |
渡航先 | アイルランド・ダブリン |
渡航時の年齢 | 30歳 |
渡航前の職業 | 助産師 |
渡航資金 | 230万円 |
渡航時の語学力 | 日常会話レベル |
渡航時の滞在方法 | ホームステイ |
語学学校の期間 | 1ヶ月 |
ワーホリのきっかけ
同年齢の友人がオーストラリアにてワーキングホリデーを行っていて、言葉の壁や文化の違いもあり決して楽しいことばかりではなかったようですが、日本人特有の気質や空気感がない場所で生活したり、人々と関わったりすることがとても新鮮で楽しいということを聞き、興味が湧いたのがきっかけです。
その当時30歳間近だったのでワーキングホリデー制度を利用する最後のチャンスというタイミングでもありました。
これまで海外旅行に1回行った程度で海外での長期滞在経験もなく、このまま年を重ねると絶対後悔するだろうなという気持ちがあり挑戦することにしました。
また、助産師として病院で働いている中で、東南アジアのベトナム、フィリピン等の妊婦に関わることがあり、その際に英語が話せずコミュニケーションが上手く取れないことがあり英語を勉強したいという気持ちもありました。
アイルランド・ダブリンを選んだ理由

まず、英語を学ぶことが第1目的だったため母国語が英語の国に搾りました。
その中で、元々ヨーロッパの古都などの街並み、教会や大聖堂といった建物に興味があり、ヨーロッパ諸国への旅行もワーキングホリデー中に行いたかったため、ヨーロッパ諸国から選ぶことにしました。
そこで、アイルランドとイギリスに絞られ迷ったのですが、アイルランドは物価がイギリスより安いこと、治安の良さ、人々が比較的フレンドリーであること、お酒好きでもあったのでパブ文化に興味があったことからアイルランドを選びました。
滞在する都市についてですが、1番の懸念点が仕事を探すことができるかという点だったため、最も人口が集中している首都ダブリンを選びました。
渡航当初の様子
最初1カ月はアイルランド人の家族の元でホームステイを行っていたのですがとても緊張していました。
とても優しい方々だったのですが、自身の英語力のこともあり、聞き取りが難しかったり上手く言葉にできなかったりと、もっと英語を話せたらもっと仲良くなることができたのに、ともどかしさを毎日感じていました。
また、学校では2.3ヶ月と比較的短期で帰国してしまう留学生が多かったため、最初の頃は仲の良い友人ができにくく、自身の不安なことや誰かに話したいことがアイルランドではなかなか話せず、それがストレスで心細さも感じていました。
仕事を始めてからとても仲良しのインド人の友人が職場ででき、また英語でのコミュニケーションが取れるようになってきた半年頃からアイルランドでの生活が楽しくなってきたような気がします。
ワーホリでの仕事

ホテルのレストランでウェイトレスとして働いていました。
最低賃金でしたが€13.5、2295円/時(€1=170円として)と日本の最低賃金より高くはなります。 (その分物価や賃貸は日本より高いですが)。
仕事を探す際はネットで応募をしたり、ホストファミリーへ相談し元働いていた仕事先を紹介してもらったり、履歴書をカフェやレストランに直接配りに行ったりもしました。
仕事を探し始めて3週間程度経ち心が折れそうになっていたところで、同じ学校の他国のすでに働き始めていた友達から紹介をしてもらい、無事仕事を見つけることができました。
身体的に楽な仕事ではなかったですし、ごく僅かですが意地悪な同僚もいました。
また、英語面ではやはり聞き取れないこともありましたが、様々な国籍の素敵な同僚兼友人たちと助け合いながら一緒に働き、時には遊びに行ったり飲みに行ったり、拙い英語でも通じ合えたことはかけがえのない思い出となりました。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
最初の頃はなかなか仲の良い友達ができにくく、人に不安なことや悩みを話したりする機会もあまりなく心細さやストレスを感じており、こんなしんどい思いをして海外に来る意味って何なんだろうと思った時期もありました。
日本では比較的外交的な性格だと思っていたのに、英語力が乏しいことからコミュニケーションを取ることの自信が無くなってしまって、他人に心を開いて人と仲良くなっていくことが難しくなっていました。
克服方法
その時に、どうしてそのような状態になっているのか見つめ直した結果、英語ができない自分が他人にどう思われるかをとても気にしていたことが分かりました。
短期間で英語が流暢になる訳でもないので、ちっぽけなプライドを捨てるしかないと思い、間違った文法でも合っているか分からない単語でもいいから、とりあえず言葉に文章にしてみようと、考え方を思い切って変えてみました。
そうすると周りの反応が変わり私も本来のように明るく人と関われるようになっていきました。
ワーホリでの一番の思い出
同じ職場で9カ月程度仕事を続けていたので、同僚たちと過ごす時間が一番長く、また思い出にも残っています。
アイルランドはパブの文化があるので、時々仕事後に仲間たちと飲みに行き、パブをはしごしながら時には仕事の愚痴を言い合ったり、くだらない冗談を言い合ったりする時間がとても楽しかったです。
とても多国籍な職場だったので、仲間たちを通して色々な国のことを知ることもでき、今まで他の国々のことはどこか他人事のような感じだったのですが、自分の国だけでなくもっと世界の国々のことを知っていかなければと思うきっかけにもなりました。
職場を辞めるときには、仲間たちからの寄せ書きやプレゼントを頂いたりお別れパーティを開催してもらったりと、最後まで素敵な思い出を仲間たちと作ることができました。
ワーホリを通じて得たもの
ワーキングホリデーは人との関わり方、仕事の仕方などの考え方を見つめ直すきっかけになったと思います。
日本では輪を乱さないことや人に迷惑をかけないことが、重要視されている気がして、とても大事なことだとは思うのですが、時々過度に考えすぎていたなと思います。
アイルランドで様々な国籍の仲間たちと仕事をする中で、お互いに頼ることやお願いをすることの敷居が日本で働いていた頃より格段に低く、働き始めた頃はそんなに一人で仕事量をこなさなくていいんだよと言われた時はとても驚きました。
お互いに頼りやすい雰囲気があると、自分に過度に負荷をかけることもなくなり、また仲間を気にかけてよりスムーズに協力できる環境にもなっており、日本の自身の職場でもそういった雰囲気作りができればと感じました。
これからワーホリする人へ
仕事を探し始めて見つからなかった3週間はストレスを感じていました。
日本で貯金をそれなりにしていたので余裕はありましたが、それでも支出だけ増え収入源がない状況というのは個人的にとてもストレスだったので、ある程度貯金をしていくことをおすすめします。
また、仕事探しは履歴書配りで心が折れそうになっていたこともあり友達の紹介が個人的に一番近道でした。
そのため学校だけでなくlanguage exchangeといった多国籍の交流の場に行ってみるなど知り合いや友達を作って相談してみることもおすすめです。
食事に関してですが、外食をするとかなり生活費がかかってしまうので基本自炊をしていました。
その中で日本の味がよく恋しくなっていたので、持って行っていた出汁顆粒(スーパーによくあるスティックタイプのもの)がものすごく役に立ちました。
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
それが、外国人と毎日話せる「オンライン英会話」です。
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現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓
