プロフィール
| 名前 | みのり |
| 渡航先 | アイルランド・コーク |
| 渡航時の年齢 | 28歳 |
| 渡航前の職業 | 看護師 |
| 渡航資金 | 250万円 |
| 渡航時の語学力 | 聞き取りはある程度できるが、返答がスムーズにできない状態 |
| 渡航時の滞在方法 | ホームステイ |
| 語学学校の期間 | 6ヶ月 |
ワーホリのきっかけ
大学生の頃から海外への関心が強く、短期間の語学留学を何度か経験していました。
しかし、医療系の大学に通っていたため、実習やカリキュラムが非常に過密で、休学して長期滞在することは叶いませんでした。
「いつか必ず、もっと長く海外の空気に触れたい」という想いをずっと心の片隅に抱き続けていました。
大学卒業後、看護師として無我夢中で働いてきましたが、仕事に区切りが見えたタイミングで、ふと自分の人生を振り返りました。
「今なら時間も、自分で働いて貯めた資金もある。ずっと夢だった長期海外生活にチャレンジするのは今しかない!」と決意したのです。
看護師としてのキャリアを一旦休止することに不安がなかったわけではありませんが、それ以上に「新しい世界を見てみたい」という好奇心が勝り、自分をアップデートするための旅に出ることに決めました。
アイルランド・コークを選んだ理由

渡航先にアイルランドのコークを選んだ最大の理由は、徹底的に「日本人がいない環境」に身を置きたかったからです。
以前、オーストラリアやアメリカへ短期留学した際、日本人が多い都市ではどうしても日本人同士のコミュニティが強くなり、結果として日本語ばかり話している先輩たちを目の当たりにしてきました。
せっかく海外へ行くのなら、日本人に頼らず英語だけで生活し、語学習得を確実なものにしたいという強い信念がありました。
アイルランドは英語圏でありながら、当時のコークは日本人が非常に少なく、理想的な「どっぷり英語漬け」の環境でした。
また、アイルランド独特の温かい国民性や、ヨーロッパ各国へのアクセスの良さも魅力に感じました。
周囲に流されず、自分自身の力でどこまで通用するかを試す場所として、この静かで美しい街は自分にとって最高の選択だと確信しました。
渡航当初の様子
渡航当初は、まさに「自立」が求められる毎日の連続でした。
特に苦労したのはビザの発行手続きです。
入国から1ヶ月以内に完了させる必要がありますが、窓口は常に激混みな上に営業時間が短く、何度も足を運んでは取得できずに焦る日々を過ごしました。
日本人が周りにいない環境を選んだからこそ、日本語で相談できる相手もおらず、頼れるのはネットの情報と同じアジア圏から来ていた韓国人の友人たちだけでした。
また、アイルランド特有の深刻な住宅問題にも直面しました。
当初は3ヶ月でホームステイを出てシェアハウスに移る予定でしたが、家探しが想像以上に難航しました。
現地のアイルランド人学生ですら、1ルームに5〜6人で住んだり車中生活を余儀なくされたりしている過酷な状況で、結局私は最後までホームステイを継続することになりました。
しかし、この「家が見つからない」という逆境も、ホストファミリーとの絆を深めるきっかけとなり、結果的には現地のリアルな生活を深く知る貴重な経験となりました。
ワーホリでの仕事

アイルランドでの就労を目指して積極的に活動しましたが、最終的にはコロナの影響もあり、現地での就労には至りませんでした。
ただ、その過程での経験は私にとって大きな財産となっています。半年間の語学学校が終わるまで、アイルランド国内で必死に仕事を探しました。
レジュメを準備し、リサーチを重ねましたが、当時はあいにく現地での採用枠を見つけることができず、苦戦が続きました。

そんな中、視野を広げて活動した結果、イタリアのクルーズ会社での就職を勝ち取ることができました。
看護師としての経験や語学力を評価してもらえたのだと思います。
いよいよ勤務開始という時、世界中で新型コロナウイルスが蔓延し始めました。
クルーズ船に乗船するための資格取得のためマレーシアでの研修には参加できたものの、クルーズ船の運航は完全に停止し、内定していた仕事も白紙になってしまったのです。
非常に残念ではありましたが、この不安定な情勢下で「自力で海外企業の採用を勝ち取った」という事実は、私にとって大きな自信となりました。
最終的には、日本の国境閉鎖のニュースを受け、安全を考慮して帰国を決断しましたが、仕事を探し抜いたプロセスそのものが、私の精神的な成長に繋がったと感じています。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
最大の困難は、やはり「日本人不在の環境での生活立ち上げ」と、後半に訪れた「コロナ禍による計画の完全な白紙化」です。
特に、誰も頼れない中でビザ取得や住宅難に立ち向かった時は、孤独と不安に押しつぶされそうになりました。
克服方法
これを克服できたのは、自ら心を開いて友人に助けを求めたことと、物事をポジティブに変換する思考を持てたからです。
韓国人の友人たちとは、お互いに拙い英語ながらも「どうすればビザが取れるか」「良い家はないか」と情報を交換し合い、困難を共有することで絆が深まりました。
また、コロナで仕事がなくなった時も、「これはまた別のチャンスが来る予兆だ」と捉え、すぐに次の行動(安全な帰国と国内での準備)に移すことができました。
どんな状況下でも、今できる最善は何かを考え、コツコツと行動し続けたことが、精神的な壁を乗り越える鍵となりました。
ワーホリでの一番の思い出
アイルランドを拠点にした周辺国への旅行が、一番の輝かしい思い出です。
アイルランドはヨーロッパ各地へのアクセスが非常に良く、日本からでは遠くて高い国々へ、驚くほど安く、気軽に行くことができました。
週末や休暇を利用して訪れた近隣諸国の美しい街並みや文化に触れた時間は、それまでの看護師としての忙しい日々を癒やしてくれるだけでなく、私の世界観を大きく広げてくれました。
特に、現地で出会った友人たちと、お互いの国の文化や将来の夢について夜通し語り合った時間は一生の宝物です。
英語というツールを使って、世界中の人々と繋がれる喜びを肌で感じることができました。
日本では味わえない開放感と、自分の足でヨーロッパの地を踏みしめているという実感は、今の私の糧となっています。
ワーホリを通じて得たもの
このワーホリを通じて得た最大のものは、「どんな環境でも生き抜けるという自己信頼感」です。
日本人が一人もいないコークという街で、トラブルに直面しながらも生活の基盤を築き、海外企業の採用までたどり着いた経験は、私の看護師としてのキャリアやその後の人生において、揺るぎない自信の土台となりました。
価値観も大きく変わりました。
以前は「計画通りに進むこと」にこだわっていましたが、予測不能な事態(コロナ)を経験したことで、「何が起きても、その時のベストを尽くせば道は拓ける」という柔軟な考え方ができるようになりました。
語学力についても、単なるスキルの向上以上に、異文化を尊重し、言葉の壁を越えて人と心を通わせるコミュニケーションの本質を学べたことが大きな収穫です。
この経験は、将来再び海外と関わる仕事をする際や、多様な患者さんと接する際にも、必ず活きると確信しています。
これからワーホリする人へ
これからワーホリへ行く皆さんに伝えたいのは、「いつ何が起きるかわからないからこそ、一日一日を大切に、できることをコツコツ積み上げてほしい」ということです。
私の時のように世界情勢が一変することもありますが、その時に後悔しないためには、その瞬間を全力で楽しむことが重要です。
準備面では、あえて厳しい環境(日本人が少ない場所)を選ぶことは、語学面で絶大な効果がありますが、生活面での苦労は倍増します。
そのため、事前に「今の自分のスキルでどんな仕事に就けるか」を徹底的にリサーチしておくこと、そして予算は多ければ多いほど心に余裕が生まれます。
また、周辺国への観光もぜひ楽しんでください。
アイルランドからは驚くほど安く海外旅行ができるので、そのチャンスを活かさない手はありません。
迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
そこには、想像を絶する困難と、それを遥かに上回る感動が待っています。
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
それが、外国人と毎日話せる「オンライン英会話」です。
通学型の1/10の費用で、あなたの都合の良い時間に集中トレーニングできる。
これは忙しい社会人にとって最強の勉強法です。
現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓

