プロフィール
名前 | あかね |
渡航先 | オーストラリア・ケアンズ |
渡航時の年齢 | 29歳 |
渡航前の職業 | TV局の番組ディレクター |
渡航資金 | 250万円 |
渡航時の語学力 | TOEIC905点 |
渡航時の滞在方法 | バックパッカーズホステル |
語学学校の期間 | なし |
ワーホリのきっかけ
当時の私は新卒から6年半同じ会社、同じ部署で働いていて、仕事に慣れすぎて少し退屈に感じてました。
更に退職の約2年前半前に流行した新型コロナの煽りを受けて、以前は対面で現場で行っていた仕事の大部分が会社からリモートや在宅に変更されたまま、長時間パソコンの前に座って作業する形式になっており、現場で人と出会って直接話しながら働くことがやりがいだった私には苦痛になっていました。
そこで何か現状を打ち砕くことができないかな…と考えた結果、いっそ海外で働いて暮らしてみるのも良いかもしれないと思いつき、年齢制限が満30歳(申し込みの年齢です)と知り、これは今行くしかない!!と出発するに至りました。
オーストラリア・ケアンズを選んだ理由

渡航先を選ぶのには随分と迷いました。
いくつかのエージェントさんにも相談して、どこが仕事が見つかりやすいですか?どこが安全ですか?と色々聞いてみるも結局は自分次第ですなどと返され、決め手が見つからない状態が長く続き、結局最初の渡航先にはオーストラリア、ケアンズを選びました。
理由は日本からの航空券が一番安かったことw
荷物40kg含めて4万円代で購入できることが大きな決め手でした。
更には大学時代からスクーバダイビングが趣味だったので世界遺産のグレートバリアリーフで一度はダイビングしてみたい!!という希望もありました。
滞在国選びでは幼少期にイギリスに住んだ経験があり、カナダにも大学時代に一年間留学していたため、英語圏で長く滞在するなら新天地で簡単にビザの取れるオーストラリアにしようと即決でした。
渡航当初の様子
渡航当初は新型コロナのこともあり、久しぶりの海外だったのですごく浮かれました。
散歩に行けばカラフルな野鳥が何種類も簡単に見つけられて、真っ青な海にワニ注意の看板がいくつも立っていて、オーストラリアに来たのだなと。
買い物もセルフレジがメインなのでほとんど英語を喋らずに過ごせてしまい、スーパーには割高だけれど日本食がずらりと並んでいて、生活面ではほとんど困ることなく過ごせました。
語学学校に行く予定は全くなかったので、どこかでちゃんと英語を使う時間を作らないとと意識して宿の相部屋の子達と積極的に話したりご飯食べに行ったりしていました。
結果、そこでできた友人が日本に遊びに来てくれたり、お互いが旅行中に近くに来た時には会いに行ったりと勇気を出してよかったなと感じています。
ワーホリでの仕事

想像よりも苦労は多かったように思いますw
まずケアンズに着いてからは6人ほどと相部屋になる安いドミトリー形式の宿を1週間予約していて、その間に仕事を見つけようと考えていました。
Facebookの仕事探しグループやGumtreeや日豪プレスといった物の売り買いから求人情報が掲載されるサイトと毎日睨めっこしてメールして電話してもなかなか返事が返ってこない。
返ってきてもケアンズから遠方すぎて車がないと自力で行けない場所だったり、働く間の滞在場所が確保できなかったりとうまくいかないまま1週間たち、宿を延長してもう1週間。
大変だと聞いていたけど最後の手段だ!とファームの仕事を紹介してくれるワーキングホステルに連絡をとり、そこでしばらく過ごすことに決めました。
ワーホリでの最大の困難と克服方法
車問題です。
ホステルから仕事場までは車で30分ほどの距離でした。
何人か同じ職場に配属されると聞いていたので誰かが運転するだろうと思っていたら、なんと運転免許を持っているのが私だけという状況になってしまいました。
私は日本では教習以外では数えるほどしか運転していないペーパードライバー。
克服方法
それが明日から交通ルールも知らないオーストラリアで他2人の同僚を乗せて毎日運転しなければならないと告げられ、必死に標識やラウンドアバウトのルール、給油の仕方をネットで調べました。
当日初めての高速道路で出口を間違えたりしながらもなんとか到着。
しかし帰り道で今度は車がボロボロすぎて曲がるとドアが開いてしまうことに気がつき、オーナーに猛抗議。
結局最後には車も変えてもらい、別の人が運転することになりましたが、本当に肝が冷えました。
ワーホリでの一番の思い出

オーストラリア国内旅行です!
ワーホリビザは一年間有効なので、一番行きたい季節に国を縦断する高級寝台列車に乗ったり、野生のワニやウォンバット、カモノハシに出会ったり、長距離バスを乗り継いでウルルを見に行ったり。
時給が高いのでしっかりと働けば数ヶ月旅行するには十分なお金が貯まります。
ツアーや交通機関も自分で手配すればさほど高くもなく、それでもしっかり楽しめるので是非自分で手配してみるといいと思います。
色々旅した中でも私にとって不動の一位に輝いている体験は鯨やマンタと一緒に泳ぐツアーで実際に海の中で野生の鯨やマンタ、更にはサメなどと間近で泳いだことです。
日本のダイビングでも何度かサメをみるツアーなどに出かけていましたが、ラッキーなことにオーストラリアでのツアーは長時間、間近で出会えたので大満足でした。
ワーホリを通じて得たもの
私の場合は海外で働く経験そのものが初めてだったので「外国人」として働くことへの気づきが大きかったように思います。
特に農業ではお前の代わりなんていくらでのいるんだぞ!的なことを聞く場面が何度もあり、最終的には自分は全く関係なくても上司の気分で急にクビにされたり。
日本人だとわかると英語ができないイメージがあるのかその時点で採用プロセスから外されてしまったり。
「同じ職場で満足にシフトがもらえて働き続けること」立場が弱いと日本で簡単にできていたことがこんなに難しいのだと思い知らされました。
その分、自分をどうプレゼンするのか、雇ってもらえるようにどう工夫するのかというアピールする力はかなり伸ばせたと思います。
これからワーホリする人へ
重要なことは正確でアップデートされた情報をいかに手に入れるか、それを踏まえていかに柔軟に動けるか、これに尽きると思います。
希望の業界じゃなくてもロケーションじゃなくても、一度挑戦してみる、ダメならすぐに辞めて次を探すというフットワークの軽さが必要です。
低賃金や不当な扱いを受けたら続けずにすぐに次を探しましょう!!
そしてコロナ前後で状況はかなり変わっています。
ブログや体験記などを探す時にはなるべく最新のものをみてください。
特にビザの更新や条件については年々条件が変わっていますので注意が必要です。
加えてネットの求人では詐欺が多いです。
時給が高かったりオンラインを謳う仕事はポジションを確保するのにお金が必要だ、などといって支払いを求めてくるケースがあるので気をつけてください。
素敵なワーホリライフを!
リアルな体験談、いかがでしたか? 「楽しそう、でも自分にできるかな…」 と不安になっていませんか?
その不安、正しい準備を行えば解消できます。さらに、海外生活で必要なスキルも身につきます。結果、ワーホリで後悔しない。
多くの先輩が実践した、後悔しないワーホリにするための具体的な準備は以下のふたつです。
【準備 ①:英語力を身につける】
なぜ多くの人がワーホリに不安を感じるのか?
理由はシンプルで英語での実戦経験がないからです。
そして、その不安は仕事探しや給料に直結します。
でも、安心してください。日本にいながら、最もコスパ良く英語での実戦経験を積む方法があります。
それが、外国人と毎日話せる「オンライン英会話」です。
通学型の1/10の費用で、あなたの都合の良い時間に集中トレーニングできる。
これは忙しい社会人にとって最強の勉強法です。
現地で「仕事が見つからない」自分になるか、「仕事を選べる」自分になるか。
その差は、今この瞬間の行動にかかっています。
ワーホリ前におすすめのオンライン英会話は以下の記事で徹底解説しています↓

【準備 ②:信頼できるエージェントを選ぶ】
ワーホリ準備は、ビザや航空券の手配など、やるべきことが山積み。
特に忙しい社会人にとって「時間」は何より貴重ですよね。
そんな時の強い味方が留学エージェント。
しかし、そのエージェント選びを間違えると、頼るはずが逆に遠回りになってしまうことも。
あなたのワーホリが成功するか、後悔に終わるか。その分かれ道は、エージェント選びにあると言っても過言ではありません。
手数料、サポート内容、そして最も重要なカウンセラーの質。何を見て、誰を信じればいいのか。
業界の闇をも知る筆者が、その後悔しない選び方を以下の記事で詳しく解説しています↓
